いろいろなSNS(ソーシャルネットワークサービス)がビジネスでも活用されています。
各SNSはぞれぞれ特色があり、この記事に記載した殆どの機能は無料で利用できますので、各SNSの特徴を掴んでビジネスへの活用をご検討してみてはいかがでしょうか?
日本のSNSサービスのシェアも参考にご覧いただき、検討されると良いと思います。
LINEヤフー for Business(LINE公式アカウント)
Docomoのモバイル白書2023年版では、スマホ利用者の8割強がLINEを入れている結果となっており、LINE利用に関する敷居が低い状況です。LINEの友だち登録への抵抗感が少ないので、他のSNSと比べて販促に繋げやすい面があります。
LINEヤフー for Business(LINE公式アカウント)のビジネスでの使いどころとして考えると、以下の事項が考えられます
LINEヤフー for Businessでは、フォロワー(LINE VOOMへ投稿した内容が表示できる人、フォローは可能)と、友だち(メッセージを送受信できる人、チャットも可能)の区分けがあります。
※自社のホームページにLINEフォローボタンや友だち追加ボタンを設置して、フォロワーや友だちを増やす方法も可能です。
・LINE VOOMは、ショート動画を中心とした動画プラットフォームですので、ショート動画をメインにフォロワーに配信したい場合に用います。
・一般向けのLINEと同じ様に友だちのLINEグループを作る事ができます。グループを活用して、メッセージを送信する使い方ができますので、様々な販促に活用できます。
無料のプランでは、メッセージ通数が200件の制限が有りますので、いろいろ試行してから有料プランを検討すべきと思います。
・チャットの利用はお客様との1対1の使い方が多いと思います。グループチャットはグループ参加者のチャットが他の人にも見えてしまいますので控えた方が良いと思います。
当サイトの所見:友だち登録をメインに、友だちとのチャットとグループへのメッセージ送信から始めるのが良いと思います。
X(旧Twitter ツイッター)
適時情報発信(ポスト(ツイート))ができ、フォローやDM(ダイレクトメッセージ)への応答ができる人がいないと効果は出せません。
X(旧Twitter ツイッター)のビジネスでの使いどころとして考えると、以下の事項が考えられます。
・適時情報発信(ポスト(ツイート))してフォロワーを増やす。フォロワーにリポスト(リツイート)して、コミュニケーションで顧客獲得する。
※自社のホームページにXフォローボタンを設置して、フォロワーを増やす方法も可能です。
・何らかの特典を用意して、マーケティングや販促に活用する。
・自社のビジネスに関連しそうなポスト(情報)を探して、フォローやDM(ダイレクトメッセージ)で、自社のビジネスに繋げる。
当サイトの所見:X(旧Twitter ツイッター)は、雑多な情報が氾濫しており、あやしい情報や悪意があるものも少なくありません。Twitterを使い慣れている人以外にはあまりオススメできません。
Facebookビジネス
Facebookから自社ホームページへの集客や、タイムラインをホームページへ埋め込む事でブログ的な内容をホームページへに表示させる事もできます。
しかしこれだけの使い方なら、自社ホームページに直接記事を掲載した方が良い場合が多々あります。(自社ホームページに直接記事を掲載した方が検索エンジンの重要度が上がるなど)
Facebookビジネスの使いどころとして考えると、以下の事項が考えられます。
・自社のサービスや商品を掲載して、フォロワー(ニュースフィードに表示する設定をしている人)を増やす。(簡単にはフォロワーは増えません)
※自社のホームページにFacebookフォローボタンを設置して、フォロワーを増やす方法も可能です。
・自社のサービスに関連するグループに参加して、取引先を増やしたり情報収集したりする。(自分が能動的に動く必要があります)
・自社のサービスを取り入れてくれそうなグループに参加して顧客を増やす。情報交換しながら自社のサービスを紹介する。(自分が能動的に動く必要があります)
・Instagramと連携してアクセスを増やす。
Instagramビジネスアカウント
Facebookと同じ企業が運営しているInstagramは、若年層に人気です。写真がメインであり、画像やストーリーを見た人が情報拡散や口コミを入れてくれるので、お客へのリーチの獲得チャンスを広げられます。
※自社のホームページにInstagramフォローボタンを設置して、フォロワーを増やす方法も可能です。
ビジネスアカウントは個人アカウントとは違い、下記の様な使い方ができます。
・自社のプロフィール登録・掲載が出来るのでホームページへの誘導がし易い。
・タグに詳細ページを紐付けして詳細ページから自社のページへ誘導するような事も可能。
・Instagramインサイトを使って、投稿や閲覧者、フォロワーを確認して営業展開を検討。
YouTube(ユーチューブ)
紹介できるビジネスや商品がある場合には動画を作成して配信し、判りやすく魅力を説明して顧客にリーチする事ができます。
動画の配信は、自社のホームページ(Webサーバー)で配信するには動作が重くなってなかなか表示されない問題に突き当ります。
動画の配信は、YouTubeに掲載したものを、自社ホームページへ埋め込みする方法がオススメです。
日本ではYoutubeの利用者が多く、利用者層も10代~60代までと幅広い。Youtubeに掲載した動画から、ホームページへ集客するアプローチも可能です。
YouTubeのビジネスでの使いどころとして考えると、以下の事項が考えられます。
・動画で商品・サービスの魅力や利点を判りやすく説明し、販促に繋げる。静止画の広報に比べ、伝えられる情報量たインパクトが圧倒的。
※Youtubeはフォローという機能は無く、チャンネル登録と言う機能があります。チャンネル登録ボタンを自社のホームページに設置する事も可能です。
・YoutubeにはCTA(Call to Action)機能があり、動画の視聴を通じて概要欄からホームページへの誘導、資料請求、チャンネル登録、メルマガ登録へ誘導できる。
・Youtube提供のアナリティックスを使って視聴者の特性(地域・年齢・性別)を確認して営業展開を検討。
まとめ
SNSの活用は、最初に作ったらそれで終わりではありません。ここからがスタートだと言う考えを持って継続的にタイムリーに応答する対応が必要な場面が発生します。毎日コツコツと営業展開を考えながら記事の掲載や、訪問者への応対をできる状態の方でしたら、ビジネスの活性化に有効なツールとして利用できます。地道な対応ができない状態での利用は悪評に繋がる危険があるのでオススメしません。